積みプラを崩す5つの方法
いくら積みプラに寛大になろうとしても、
どうしても脅迫観念を受けているモデラーがほとんどだと思います。
例外なく一員もそうなのですが、もがいた経験をこのページに記載していけば、
すこしは貢献的なブログになるかなと思いまとめてみました。
ポイント
購入スピード > 制作スピード だから積まれていく
シンプルなんですよね。
原因ってこの図式をいかに改善するかしか無いはずです。
「購入スピードを落とす」「制作スピードを上げる」「破産したとき」
の3つのカテゴリでアイデアを書いていきます。
購入スピードを少しでも落とす
これめちゃくちゃ難しいです。
ついつい模型屋さんや家電量販店、ヨドバシカメラなんかに寄ったら最後、
何かしらキットを買わないと気持ち悪くて外出れないカラダになってしまってると思います。
こういうときに自分を戒める呪文があるので紹介します。
これが1つ目
帰宅したらすぐに、このキットを開けて組み立て始めるモチベーションあるか?
これです。
キットを購入したときが一番モチベーションが高いので、
この最大風速の状態でキットを開梱して合わせ目消しまで進めるか。が勝負だと思います。
箱を開けずに積みプラの上に重ねたのならば、もう信じられないくらい部屋の風景に溶け込んで
あたかも始めっから積まれてたかのように佇むことになります。
こうなると、なかなかそのキットに手が付かないんですよね。
なので、購入するときに自問自答してモチベーションを確認することをおすすめします。
制作スピードを少しでも上げる
これならなんとか工夫のしようがありそうです。
そこで誰でもできるシンプルな製作スピードアップの方法を紹介します。
これが2つ目
キットを2つ同時に作る
マシーネンクリーガーの作者横山先生のモデリングブック2のP55で「ピーナッツ塗り」と紹介されているものですね。
2つのキットを同時に作っていくと道具の持ち替えやら、
どうアプローチしようか考える時間やらがすべてスキップすることができます。
なので、90%くらいの時間を短縮することができます。
1つのキットを組み立てるの時間を100%とすると
2つのキットをそれぞれ別々の時間で組み立てると、200%ですが
2つを同時に組み立てれば、110% で仕上がります。
2つ持ってないよーっていう人は、もう1つ同じキットを買えばいいです。
そうするとキットを買ったモチベーションで積んでるプラモと合わせて一気に作り始めることができます。
もちろん塗装も同じ要領なのであっという間に2つ完成します。
塗装については、同じ塗装を別々のキットに塗るっていうこともできます。
写真ではロボットバトルVのホワイトナイト、日東プラウラー
両方とも宇宙用の機体なため同じようにホワイトで下地を塗っています。
このピーナッツ作りと合わせて一員は、
これが3つ目
いろんなキットを並行に作っています
つまり組み立て、塗装、ウェザリング、ジオラマ作りなどをバラバラで進行しています。
1つのキットだけを作っていると乾燥待ちの時間を他のキットの制作時間に当てれます。
それに、ついつい切らしてしまうパーツやら
模型屋さんに行かないとどうしようもない部材を待つ必要がなくなり時間を有効に使えます。
また、別のキットに集中してしまっても、その間にじっくり乾燥時間を費やすことができるので
作品が丈夫になり、のちのちの工作で破損する可能性が下がりトータルの作業時間が短縮されます。
工作ばっかりやってると塗装もしたくなってくるし、模型ばっかりつくってるとジオラマも作りたくなるし
その日の気分で作業を選べるっていうも気楽でいいです。
全く買わなくても1年分以上のプラモを積んでしまったら
積みプラ破産です。
目安として1年かかっても作り切れない量の積みプラを抱えてしまうとなると、
もう二度とそのプラモを作ることはできないです。
新製品がリリースされる頻度とそのキットのボリュームを考えると、
積みプラ(負債)は雪だるま式に増えていきます。
これは自身のお財布にも悪影響だし、ストックが増えることにより
模型スペースがどんどん狭くなっていってしまいます。
ここで提案なんですが、
これが4つ目
断捨離して、ほんとーに自分がスキなプラモだけを作る
人生で模型に費やせる時間って限りなく少ないです。そこで
本当に自分が何を作りたいのかを自問自答する。必要があります。
いわいる選択と集中ってやつですね。
時間が無限にあるなら作りたい。が積みプラになってしまい
買ったその日に作り始めてしまった。があなたが本当に作りたいプラモです
一員もかつては仕事のストレスのはけ口であるかのように、作らないプラモを買っては積む生活をしていました。
普段みなれない旧キットのプラモを見てしまうと、どうしても買って帰らずにはいられないサガを持っていました。
部屋いっぱいの積まれたプラモを見て、ざっくり今の制作スペースと比較して計算したところ
と反省しました。
1年以上この積みプラを抱えて模型生活するのはゾッとしました。
そこで、積みプラという負債の精算をすることにしました。
どれが本当に命の時間を費やしてまで作りたいプラモかを選別してみました。
そうすると、不思議なもので本当に大好きなプラモってなにか自分の趣向がより明確になり、
それ以降、ムダに作らないプラモを買うことはなくなり、積みプラのストックもコントロールできる状態になりました。
これが5つ目
買取業者を利用する
手放すことになってプラモデルは、買取業者に頼んで引き取ってもらいました。
自分が作れなかったプラモを誰かに託す。という気持ちで中古プラモとして世の中に循環させました。
燃えないゴミとして出したことものもありますが、忍びない思いをしたためです。
おすすめは、駿河屋での買取です。
ネットで「模型 買取」なんて検索するとガチガチにSEO対策(Google検索の上位に表示される)したwebサイトが表示されます。
そのサイトでは、アフェリエイターが報酬の高い買取業者(つまり安値で買い叩く業者)ばかりオススメしてきます。
「買取」で検索しても駿河屋って出てこないんですよね。
駿河屋はそれだけアフェリエイト報酬が少ない(つまり売り手に最も還元している優良業者)ということで
アフェリエイターも報酬が低いものをわざわざオススメしないためです。
この手の話はウェブリテラシーが高くないと見抜けずに騙されてしまいます。
駿河屋は売りたい商品を検索すると買取価格を提示されているので、問い合わせる前に金額を知ることができます。
そのため納得した価格で売却することができます。
それに、普段から購入しているショップで業界最大大手なのでそこそこ安心感ありますよね。
まとめ
以上で5つの積みプラ崩しの方法を紹介しました。
帰宅直後に、このキットを組み始めれるか自問自答する
キットを2つ同時に作って制作スピードアップ
いろんなキットを並行に作って密度の濃い制作時間を送る
断舎離して本当に自分がスキなプラモは何か向き合う
買取業者を利用して、作れなかったプラモを誰かに託す
これで積みプラのストックをコントロールして健康的な模型生活を送れるはずです。