【スノーマン/スノーボール④】旧キットの古いデカールをボロボロにせず貼る方法

旧キットの古いデカールをボロボロにせず貼る方法

旧キットにも付属の水転写デカールが入ってるんですが、普通に水に漬けてスライドさせるとボロボロと崩壊してしまいます。

あ！なんか誰かがボロボロなるって言ってたな

ってそのときに思い出します。

崩壊させないために必要なのがリキッドデカールフィルムという未来デパートにしか売ってへんやろう。
っていうくらい便利なマテリアルを紹介します。

最近は旧キット日東のデカールを貼ることが多く、このリキッドデカールフィルムの出番も比例して伸びています。
なので熟練度も上がってきたので、S.A.F.Sのデカール貼りを例にあげて写真とともに紹介していきます。

使い方はめちゃカンタン

めちゃくちゃカンタンです。

このリキッドデカールフィルムにもう使わなくなった古い筆につけて、デカールに塗るだけです。
そのときの塗る厚みや２度塗りが必要だとかそんなんは気にしなくてOKです。

これを塗ることで、デカール表面に保護フィルムが形成されます。
デカールを水に漬けたときにそのフィルムにデカールがくっついてくれるのでそのまま貼ることができます。

めちゃくちゃシンプルが故に使いやすいです。

リキッドデカールフィルムを塗ってからの乾燥時間は１５分と書かれています。
いますが、そんな慌てるようなこともないので一員は１時間だったり一晩だったり乾燥させます。

乾燥させてフィルムが形成できてれば、
そのままいつもどおり水につけてデカールをスライドさせて貼ります。

このへんに注意点とかは無いです。

もしここでボロボロになるのであれば、
もう遅いですがリキッドデカールフィルムの乾燥時間が足りなかったはずです。

うまくフィルムができていれば、このときに透明な薄膜がいっしょにスライドしてきます。
エアブラシだけで仕上げる人なんかはデザインナイフでキレイにフチをカットしてから水につけるのがいいかもしれないです。

一員はデカール貼ったあとでも関係なく筆で上塗りしていくのであんまり気にならないんですが。

貼ったら乾燥させる

ここも普段やってるとおりで大丈夫です。

写真の１０番はシワよってますが、これはハッチの曲面に馴染んでないだけなんで、
このあとマークソフターで柔らかくしてシワを伸ばしています。

写真をよく見ると透明な四角い薄膜がわかると思います。

これは筆でホワイトを重ねてリタッチしていくと味わい深く仕上がります。

リキッドデカールフィルムは旧キットを作る上で必須

日東キットなんかのビンテージキットを使うときは

リキッドデカールフィルムでデカールにフィルムの薄膜を作ってあげれば、
ノリを剥がしてもボロボロにならずに、普通のデカールとして貼ることができます。

一員もはじめこれを買ったときは、いつ使うんやろ？と思ってましたが、
日東キットにハマっているコンニチでは重宝しています。