シーピッグを買おうと迷っている人に向けて
可愛い豚鼻シーカーに心を奪われて購入したはいいけど、
自分に作れるか迷ってこのページに訪れたモデラーのために、
キットの内容物と製作時に気をつけたポイントを紹介していきます。
一員は最近このキットを完成させることができましたので、その写真と苦戦したところを紹介していきます。
なので、この記事を最後まで読むことで、シーピッグを購入するか迷っている背中を押すことができるはずです。
waveの近代キットであり、そのほとんどをもっともベーシックなS.A.F.Sのランナーで構成されているんで、
正直、あえて取り上げるほどの難しい箇所はないんですが。。。
また、塗装は塗装カードを参照して塗ってみました!
なかなかオリジナルの迷彩にチャレンジすると難度が一気にあがりますが、
とりあえずシーピッグを飾りたい一心なのでベーシックな塗装にしています。
まずはランナーみていこか
このランナーはシーピッグ専用ランナーとなります。
左右のレドームや燃料タンクは合わせ目消し必要です。
ここはスネークアイと同様のランナーとなります。
背中のボディシェルにちょっと難易度が高い合わせ目がでてしまいます。
ここはS.A.F.Sと同じパーツです。
足、スネ、太ももと合わせ目がでます。
ABS製のランナーです。
スプリングにディテールアップしてもいいですが、このままでも十分かっちょいいです。
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まずは合わせ目消しから
まずは乾燥に時間のかかる合わせ目消しから始めていきます。
脚部や背面のボディシェル、腕をどんどんリモネンセメントでムニュ付けしていきます。
だいたい3日間ほど乾燥させるので、第1日目はこの箱に入っている程度の進捗でOKです。
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合わせ目消しの修正
たぶんシーピッグやスネークアイで一番むずかしいであろう合わせ目消しの箇所です。
といってもこの程度ですが、合わせ目が消しきれなかったラインに瓶サーフェイサー500を塗りつけています。
3次元的に3つのパーツが組み合わさるので、なかなか一発では難しいです。
修正前提と思いながら作業すると最後まで完走することができます。
この瓶サフの乾燥中にも他のパーツをどんどん組み立てていきます。
組み上がりました
こんな感じで仕上がりました。
たしかに増加パーツが多いので合わせ目消しの箇所は多いですが、ボディシェル以外は初歩的な合わせ目消しで十分OKです。
背中はこんなふうに合わせ目消しを修正しました。
サーフェイサーを吹いて細かいところをチェックします
もうここまで来たら完成したもんです。
修正しながらもそのスキにスプリングへディテールアップしています。
塗装中に気になったところにパテ盛ります
このレドームの隙間が気になり始めました。
塗装中ですが、構わずパテを盛っていきます。
パテはどんなパテでも構わないんですが、今回は新たに手に入れたファレホのプラスチックパテを使っています。
塗装工程中でも工作工程に戻って修正します。
これこそが難しいキットでも取り掛かりやすい最大の秘訣です。
それにこういった手をいろんな段階で入れることで、塗面の積層が複雑になりよりカッチョ良く仕上がります。
ホワイトとグレイのクラウド迷彩で塗っていきます
今回は、SGプラウラー初期型と一緒に塗っていきました。
同じ部隊という設定にして塗装を2体同時に塗っていこうという時短テクニックです。
メインで使用したのは、「オフホワイト」「スカイグレイ」の2色を混合しながら、
「ファントムグレイ」なんかの暗いグレイもほんのり入れています。
シーピッグを塗っている間にSGプラウラー初期型が乾いているのでサクサク集中して塗りすすめることができます。
クラウド迷彩のグレイは古い筆を使ってフチがボケるように塗っていきました。
デカールはキット付随の赤いRを使っています。
デカールが乾いたら、ファレホの半ツヤやツヤを筆で塗ってデカールと塗面の段差を消しています。
クリアーの研ぎ出しをせずとも、筆でクリアーを塗ると段差にクリアーが詰まっていくので、仕上がりがカンタンキレイになります。
塗装仕上がりました
塗装カードを参考にしながら迷彩模様を描いているので、カンタンにかっちょよくなります。
マシーネンクリーガーって塗装が難しい印象ありますが、
塗装カードを参考にしながらコツコツとタッチを重ねることで嘘のようにかっこよく仕上がります。
ほんのりブラウンをウェザリングに使っています。
コピックで汚したものをブレンダーで拭き取ったり、
機体色のホワイトやグレイで塗りつぶしたりしてブラウンの加減を調整しています。
とくにバーニアや左右のレドームはもともとの色がブラックに近いグレイなので
コピックの透明感あるブラウンはカンタンに映えますね。
これは今回あらたな発見でした。
まとめ
- 工作で難しいところは背面ボディシェル。ラッカーパテで修正しよう。
- ハッチを閉じた状態で完成させたので、コクピットとパイロットはスキップ
- 塗装は塗装カードを参照したので、投げ出すことなく完走できました