ケーニヒスクローテ月面仕様を作ります④【脚部と角度決め】

脚部の組み立て

まずは仮組みでもなんでも組みててないと始まりません。
稼働する部分以外は全部軸打ちしてガッチリ固定してしまいます。

とくにスネと足の付け根の部分は自立するように調整するのが難しいので、もともとダボ穴があるところに軸を差すのがおすすめです。

一員の２作品とも２mmの真鍮線をこれでもかってくらい深く３cmくらい？突き刺しています。
この箇所はだいぶ体重が乗ってくる部分なので気合い入れて頑丈につくりました。

脚部の関節角度を決めていく

ガレージキットの醍醐味であり勇気がいる工程です。
一番かっちょいいと思う脚部の角度を探してお尻を土台に乗せて調整します。

このとき頭部がある程度できている必要があり、頭部をのせて全体のバランスをみて脚部の角度を調整します。

良い角度に脚部が来たら手で持ちながら、瞬間接着剤を関節に流し込んで仮止めします。

瞬間接着剤で固定しましたが、追い真鍮線を差していきます。
主軸と副軸の２軸で固定することで、ガッチリ強靭に組み立てることができます。

真鍮線を差したあとは、パテを流して穴を塞ぎます。

こんなかんじにで仕上がりました。

試行錯誤した結果、２年前のK.K.とおんなじ角度に落ち着いたでｗ

このちょっと前屈みの姿勢がかっちょいいって思うですよねｗ

脚部の追加工作

この３mmの真鍮線はキットのものだと長さが足りないので、真鍮線に置き換えています。
この部分もしっかり体重がかかるところなので、強度アップと精度アップにつながります。

組み上がってる状態でピンバイスで３mmの穴をあけるのはちょっとやりづらいですが、大体でおｋです。
隙間が産まれますがは黒い瞬間接着剤で充填しています。

きれいにならなくても、立体的なウェザリングの１つとして捉えてどんどん工作を勧めていきます。

仕上がりはこんな感じ

両足ともに完成しました。
スプリングや真鍮線など金属パーツがあるとぐっと引き締まりますね。

胴体との接続部にも主軸と副軸の２軸で穴を空けており体重がかかっても頑丈にしています。

サーフェイサーを吹いて工作パートが終わりです。

サーフェイサーを吹くと工作の荒いところがわかるようになります。
前作はそこをキレイな面にしようとスポンジヤスリで削ったりパテを盛ったりと、すごく時間かかりました。

今回は、工作の荒いところをパテを盛ったりサーフェイサーを吹いた後に手で触ったりしてさらに荒くしています。
全部を荒くすると、それはそれで単調になるので、ここはキレイな面のほうがかっちょいいなってところはキレイに面を出しています。

荒くするところは、関節部だったりダメージを受けそうな面です。
キレイにするところは、胴体の合わせ目とか、お尻のバーニアとかメカメカしいエッジを際立たせたいところですね。

脚部は左右のパーツで似たものが多く作ってる最中に混乱することがよく起きるので、
この写真を参考にしてもらえると嬉しいです。