ジレーネをフルスクラッチのレプリカモデリングで作る3
ホバー部分は目処が経ってきたので、ターレット部分に着手します。
集めた素材は、随時紹介していきます。
ターレットのメインフレームを組み合わせていく
一番のメインフレームはこのトランペッター製Sタンクです。

これを真ん中で切り開き、左右反転させて引っ付けるという。
モデリングブックを見ながら慎重に切り取る線を確認します。
ターレットの中心はどうせパテで盛るし、ノイスポッターのレンズ開口部さえサイズがあっていれば良かったので
大阪のホビーランドのワゴンセールだったミグを使ってます。
オリジナルは、トランペッターのデカいスピットファイアです。
スピットファイアは傭兵軍っぽいイメージでしたが、シュトラール軍にも流用されてるんですね。

って書いてて今気づきました。
ハートのマスターピース
M&Msのチョコケースはメルカリで手に入れました。
モデリングブック1と2をつなぐマスターピースですね。
まさかこのハートが無慈悲な兵器に組み込まれるとはメルカリで売ってくれた人は夢にも思わなかったでしょう。

前面はWaveの三角棒2シリーズで芯を作ってます。
さっそくモデリングブック2で塗装兵のバックパックになる反対側は、
接着させて来たるべき日を待ってもらってます。
ジレーネ作成中に余ったパテの盛りしろにできたので、こういうのあるといいですね。
ここにパテ盛っておきたいけど、めんどいなーってやつをそばに置いておくのは
一石二鳥でぐんぐん模型ができていく感じがして大変良いです。
裏面の骨組みをランナーで
裏面はSタンクの余ったところをからできています。
ちょうどいい高さで固定しようとするのは大変で、
余ったランナーをこれでもかというくらい穴に突き刺して固定しています。
ランナーの良いところは、
プラ棒と違って枝分かれしているので3次元的に接着できる分、強度があるところですね。
あと無料なのがいいですね。

ターレット部はモデリングブックでも記載あるようにタミヤのT-62です。

ちょっと重心からズレてるところに貼り付けてます。
ターレットの首元もミグから拝借して骨組みとしています。
プラ板で輪郭を整形していく
大量のプラバンを使って輪郭を作っていきます。
タミヤのこのプラバンは様々な厚みがセットなってて、
プラバンが大きすぎず短冊状にハサミでサクサク切れるので、こういうハリボテつくるのにピッタリでした。
また、リモネンセメントのどろっとしたタイプを大量に消費します。
サラサラの流し込みタイプは、こういうプラバン貼るときには接着する面積が減ります。
強度重視のため、ドロドロでガッチリ固定できるタイプを使ってます。
ポイント
絵を描くときに輪郭を鉛筆で下書きするようなイメージでハリボテを作っていきます。
2次元の絵画が3次元の模型になったように解釈して
どーせ分厚いところは超音波カッターで削れるし、足りないところはパテで盛るし、
「下書き下書きィ」と肩の力抜いてプラバンを貼るといつの間にかできているはず。
後頭部の側面は、タミヤのキングタイガーから流用されてます。
車体後部から収穫するので、どのキングタイガーでも大丈夫で安いやつで済ませれます。

って!これそういえばナッツロッカーにもこのパーツ流用されてますね!!
ナッツロッカーもジレーネも同じホバータイプの無人戦車なので親和性すごい高いってことかッ!
首元はこんなかんじで進めていきました。
ここは写真が暗くて解釈が難しかったですが、
いままで作ってきたマシーネンシリーズの曲線の感覚を信じて突き進みました。
また、もともとのロボスィープでは充電するときにLEDが点灯します。
そのLEDをそのままターレットにもってこれれば電装できるので、仮配線用のケーブルを通してます。
ポイント
電飾をするための下準備として、余った太いケーブルを通線用として通しておきます。
電飾用のケーブルを通線用ケーブルにテープで固定して、引っ張ってあげれば、カンタンに通すことができるようになります。
洗濯バサミで固定している箇所は、モデルガンから流用されてるようですが
手に入りそうもなかったので、プラバンで作ってます。試行錯誤して超音波カッターで切り詰めたり
その隙間にプラバンを挟んだり一筋縄ではいかなかったです。