日東キットとレジンパーツで寒冷地仕様S.A.F.S作るで
でも、waveのスノーマンって全然売ってないしこれはちょっと自分で頑張って作ってみようかな。
ついでにレインボウエッグ様でケーニヒスクレーテを買ったときにおまけとしてついてきた大型肩アーマーも使っちゃえ!
ってことで日東キットのS.A.F.Sを2つ使って
スノーマンとそのオリジナルの寒冷地特化のスノーボールとして作ってみました。
組み立てから塗装前のサフまでを記事にしてみました。
始めっから完成イメージができていたので工作と塗装は寄り道せずすんなり進みました。
順番に合わせ目消ししてく
旧キットの日東キットは関節部からモナカ割です。
なんで説明書を読んで、関節部や合わせ目消しが必要な箇所をどんどん接着してきます。
リモネンセメントのムニュ漬けで合わせ目消しをするんで、3日ほど乾燥させます。
その間に、足裏に鉛シートを貼ったり、ハッチ裏の接着作業なんかを進めていきます。
もちろん、他のキットも並行して作っているので、その塗装だったりもして乾燥を待ちます。
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こんな感じでムニュ漬けを繰り返し、四肢を組み立てていきます。
エクサイマーガンのノズル部分はモナカ割で、だいぶメンドクサそーだったので、
スプリングコイルをノズルに見立ててます。
精度も良くカンタンにできました。
プラスチック製のネジも今回の経験で買っておいたので、次回はそれを試そうと思います。
シーリングをエポキシパテで造形すんで
日東キットの特徴として関節部分のシーリングは自分でエポキシパテで造形する必要があります。
wave製の近代キットだと、シーリングの形状のポリキャップが入っているのでこの作業をスキップすることができます。
「控えめ」と「大げさな」シーリングの2種類を作ってみました。
控えめなほうはスノーボールで、大げさなシーリングは寒冷地特化のスノーボールに取り付けます。
エポキシパテの造形は2回目なんでドキドキします。
やってみてコツというかカンタンにできる方法を見つけました。
保湿クリームを指に塗ってコネコネするのが模型誌なんかで紹介されている基本ですが、
ココがポイント
スパチェラや爪楊枝の道具の先端にもクリームを塗ることで、パテが付着せずに形を作りやすい。
もちろん、エポキシパテで関節部を覆うので可動はしないです。
この段階で関節部の角度を決め打ちしていきます。
胴体までできてきた
ここでボディシェルの合わせ目消しに進みます。
肩と胴体を接続するところがスプリングが使われているので、腕ができた状態にならないとこの段階に進めないんですよね。
前回のプラウラーとラクーンの制作では、この順番をおろそかにして失敗しました。
ボディの合わせ目消しをした後に、腕を取り付けようとしてもスプリングがどうしても挿入できませんでした。
リカバリーとして結局スプリングを取り去ってリモネンセメントで強引に接着しました。
なんで、今回はその失敗を活かして、
腕が出来上がってからスプリングを挿入してボディシェルの合わせ目消しをしています。
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乾燥させている間に、
脚部のアーマーをとりつけ、股関節のシーリングをエポキシパテで造形しています。
また合わせ目消しが甘いところがあったので、
溶きパテを充填してキレイに処理しています。
スノーマンの方はハッチが空いた状態にしたかったので、こっちだけハッチを取り付けています。
ハッチの接続部だけだと弱いのでケーブルを真鍮線で作って補強しています。
ハッチを強引に入れてしまったのか合わせ目消ししきれていないところが出てきました。
ここは素直にラッカーパテで充填しています。
ボディシェルを接着するタイミングで、內部パーツも接着するべきでしたね。
大型肩アーマーを組み込む
この大型肩アーマーのレジンパーツはwave様のS.A.F.S用のため、
日東キットで取り付けようとすると左腕にスキマができてしまいます。
角度をかえればピッタリハマるんですが、かっこよくない位置に来ちゃいます。
なんで、スキマにエポキシパテを充填することにしました。
奥まってるところだし、あんまり目立たないから良いかな。ってことにしてます。
スノーボールのパワーパイプはメッシュワイヤー
寒冷地特化のスノーボールだと丁度いいかなと思いメッシュワイヤーを使ってみることにしました。
なかなか切り口が毛羽立って鬱陶し思いをしましたが、いい方法を思いつきました。
ココがポイント
瞬着を染み込ませたあとに、切断すれば毛羽立たない
毛羽立ってる状態だと穴に挿入するのが難しいです。
なんで瞬着でバッキバッキにしてから切断することで取扱いがカンタンになりました。
こんな感じに仕上がりました。
スノーマンも作ることで、スノーボールを見たときにどこがマイナーチェンジしているのかわかりやすいですよね。
一緒に作業するんで作業効率も高く、部隊で飾れるので完成するのが楽しみでした。
サーフェイサーを吹いて完成やと思ったら鼻忘れとった
レジンパーツがあるんで、タミヤのファインサーフェイサーを使ってます。
この段階でようやく、
と気づきました。
スノーマンといえばあの可愛い鼻ですよね。
wave様のスパイクパーツを使って鼻を取り付けてみました。
手で支えがちな箇所なんで、強力に接着するためサフを削っておとし接着しました。
仕上げはブラックのサーフェイサーを吹いています。
ここで吹いてから、
となり後付でブリックワークス様の傭兵軍フィギュアヘッドを取り付けています。
これもレジンキットなんでキレッキレの精度を誇るフィギュアです。
レジンキットのフィギュアはサフレスで仕上げると肌の透明感が出ていいよ。ってことですが
仕事終わりのヘロヘロ状態で、あんまり何も考えずに赤いサーフェイサーを吹いてしまいました。
おっさんやしいいかな。ってことであんまり後悔もしていないです。
この状態でがっつり乾燥させてサフを食いつかせます。
次の記事は冬季迷彩にミタビ挑んだ記事です。
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