ケーブルとスプリングとシュレックのフタ
レインボウエッグ様のグローサーフント製作の後編です。
ほとんど組み上がってきましたが、ケーブルや足のスプリング、あと鬼門だったシュレックのフタについてまとめました。
この記事で仕上げのサーフェイサーまで紹介しています。
前半はこちら
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A8R8についてきたオプション腕
Fujiyama Arts Brothers製 A8/R8 のおまけパーツで写真の下のグローサーフントが掴みかかる手が付いています。
これを今回使ってやろうと思っていましたが、大きさがだいぶ違ってました。
おまけパーツのほうはハセガワ製グローサーフントに合わせるように2周りくらい大きめのものでした。
ここは素直にあきらめて、次回にこのパーツは取っておくことにしました。
頭部をはめて肩アーマーのバランスを見る
肩のアーマーを取り付けるにあたり、頭部を取り付けて全体のバランスを見てみます。
この構造上、改造しないかぎりは、腕を前にしたり上に上げたりはできないようです。
なので、この位置でかっちょいい腕の角度を模索します。
首を右に向けたいので、それに合わせて腕はこんな感じの角度になりました。
このあたりは接着しながら角度をひとつひとつ決定していって完成させていきます。
足の関節も同様でした。
ひとつひとつ関節を固定していって最後に股関節で帳尻を合わせるようにしました。
関節ごとにこの角度しか接着できないポイントってあります。
そこから接着していって、関節の角度に遊びがあるところを最終的に固定することで、全体のバランスを保ちます。
そのときに、
後回しにしがちなアーマーやらスプリングなんかの付属品をつけてから最後のポイントを接着するとスムーズにできます。
ワイヤーを這わていくで
ワイヤーを取り付けていきます。流し込みで接着するためボークスの剛着を使ってます。
ほんとうはワイヤーの穴を先に開けてから組み立てていくべきでした。
やってやれないことはないので、
関節が決まってる状態でポンチとドリルで穴を穴を空けていきました。
ワイヤーのわたしかたがよくわからないのでハセガワさんの組み立て書を参考にしました。
スプリングの取り付け
ふとももの裏からお尻にスプリングを接続させます。
まずは、ふともも裏にスプリングがグサっと入るくらい大きな穴を空けていきます。
以前、発見したスプリングのカンタン取り付け方法をここでも転用しました。
このお尻からスプリングを通すために曲げた真鍮線を差し込みます。
スプリングの全長を曲げた真鍮線で補おうとせずに、写真のように途中まで曲げた真鍮線を使ってスプリングを通します。
そうすることで、真鍮線がない箇所でスプリング自身が自然に曲がってくれ、めちゃくちゃカンタンにスプリング工作ができます。
全行程を真鍮線を通そうとすると、
3次元的にポイントとポイントをつなぐように曲げないといけないため作業がすごく難しいです。
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モデリングブックではスプリングは短めでしたが、P.K.Aとかと合わせて少し長めで作りました。
スプリングとかワイヤーの曲線が兵器のカクカクした直線と組み合わさることで互いにデザインが引き立て合いますよね。
クルブシやヒザのアーマー接着したあとに、1mmの穴を空けて、0.8mmの真鍮線を突き刺してます。
アーマー側に穴ができてしまいますが、黒い瞬間接着剤をパテがわりに盛ってことなきを得ています。
シュレックのフタを探せ!
レジンパーツのシュレックは5mmほど凹んでいるのみです。
クラッフェンフォーゲルのシュレックを代用すれば弾頭を覗かせるように作れると思いますが、持ってません。。。
なので、モデリングブックのようにシュレックにフタをしようと思います。
思います。。。
が、コトブキヤのエッジングパーツ売ってないんですよね。
大阪のでんでんタウンにあるコトブキヤまで足を運び探してもらいましたが、もう絶版だそうです。
手に入らないことに絶望して
って思いノープランでパテを盛ってました。
別の日にも根気よく代替品がないか探していると、
ハイキューパーツでいい感じのものを発見しました。
そもそも、金属パーツはプラよりも圧倒的に硬いため精度が出せます。
それに、薄くても光を透過することなく反射してくれるため、リアリティが増します。
あと、シンプルに「エッジングパーツ使ってるワイって初心者ではないよなー」って成長を実感できます。
パテで盛ったところを削り平にしてから、
エッジングパーツを黒い瞬間接着剤でくっつけています。
サーフェイサーを吹いて最終チェック
この段階って感動的ですよね。
どんな塗装にするのか悩む時間が贅沢に思えます。
サーフェイサーはタミヤのファインサーフェイサーをいつも愛用しています。
プライマー入りなのでレジンパーツだろうがスプリングやアンテナなんかの金属パーツにもガッチリ食いついてくれます。
スプレー圧が爽快で使ってて気持ち良いですね。
背面です。
とくに改造なくストレートに組んでいます。
このガレージキットを作って販売しくださったレインボウエッグ様には純粋な感謝しかないですね。
気合入れて塗装してこのキットを完走したいと思います。
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