ファルケ購入を迷ってる人の背中を押すレビュー
このペジは
マシーネンクリーガーのファルケ/ハセガワの購入を迷っている人に向けて、
「キットレビュー」、「工作での注意事項」、「簡単工作方法」などを発信してMa.Kの世界に飛び込んでもらうための記事です。
マシーネンクリーガーを知らなくてもこのカッチョイイ飛行機にシビレて
って人でもわかるように優しく書いていこうと思います。
なぜなら一員もマシーネンクリーガーを全く知らないけど、このファルケを思い切って買ってしまった1人だからです。
この記事はこの本を参考に書いています。
キットレビュー
このセクシー過ぎる曲線かっちょよすぎです。
P-38ライトニングとトヨタS800からオリジナルモデルは作られているそうです。
当時の模型誌にこれが載ったときの衝撃ハンパなかったでしょうね。
3つある反重力ユニットのうち1つはすでに成形されていますね。
ちなみにこのキットは、2020年に再販されたキット「ボマーキャット」なので、成型色がシルバーになっています。
オリジナルのファルケも下地はシルバーだったので、気が効いてます。
右端のエンジンはあのヤクルトの空ビンです。
組み立ててヤクルトと並べてみると、横山先生の天才的なコラージュにクラクラしちゃいます。
機体中央部のパーツやら、外側のデティールパーツになっています。
バルカンもついていますが、真鍮パイプで代用しなくてもいいくらいキレイに組み立てれます。
機体下部のパーツやらが中心です。
このキットのパーツすべてに言えることですが、ランナーからすべてのパーツを切り取っておいても
パーツ単体が特徴的なので「どこにどれが?」とはなりません。
ココがポイント
ランナーから全部切り離してから接着工程に移れるから時短工作ができんで
これはバルカンと選択式の武装エクサイマーレーザーガンです。
ファルケは初期型にバルカン、以降はエクサイマーレーザーガンと装備が違います。
ただ、悪天候の戦場では実弾のバルカンタイプもあったそうで。どちらをつけてもいい設定なのは素晴らしいですよね。
パイロットのフィギュアです。
立ってる女性と、コクピットにいる男性とで2パターンあります。
これパーツの合いが悪く、パテでの盛り作業が必要です。
ただコクピットのフィギュアは、ハッチが上からしか開かないため、
肩のスキマだけを埋めるだけでOKです。
またヘルメットを被っているタイプとの選択式のため、
ココがポイント
顔を塗るのに苦手意識がある人でも大丈夫やで
あとあと
ハッチを閉じた状態で完成とすれば、
それにこのファルケはコクピット内部を作ることをすっ飛ばすことができます。
ココがポイント
コクピットの細かい部分を塗るのが苦手っていう人でも大丈夫なんやで
ボディシェルの合わせ目にスキマできます
ココに注意
できちゃうんですよね。
近代ガンプラからマシーネンクリーガーにハマった一員としては驚きました。
ただもう1年くらいマシーネンクリーガーやSF3Dの日東キットを作ってると、慣れてなにも思わなくなりますね。
この作品はランナーを溶かしたランナーパテでスキマを埋めてます。
もちろんエポキシパテやらなんでも良いですね。
はじめてパテでスキマを埋めてみたのが、このファルケです。
この記事を書いたあとに、2つ目のファルケを作ったんですが、この「A」のスキマは発生しませんでした!
たぶん、このヤクルト容器をガッチリはめ込むことがポイントなのかもしれないです。
よりカッチョ良くするためのデティールアップ
ココがおすすめ
上図Bを削ってシャープにする
もともとはだいぶ分厚いんですが、
ここを荒目のスポンジヤスリで削ってシャープにエッジを出すことで野暮ったい感じがなくなりかっちょよくなります。
簡単で効果が出やすいデティールアップになります。
ココがおすすめ
上図Cに穴を開けて奥行きを出す
ここは接着前にドリルで穴を開けて、スポンジヤスリでキレイにしてから接着することで奥行きが出ます。
キットのまま(ランナー紹介の4枚目の真ん中)だと、浅いのでエアーアウトレットかどうかよくわかりません。
このドクロのデカールは破る前提で貼りましょう
これは過去作です。
というか一員のマシーネンクリーガーの一番最初の作品です。
まだまだ塗装が甘いので恥ずかしいですが、参考になってくれれば嬉しいので広大なネットの海に晒しておきます。
このドクロのデカールなんですが、絶対にキレイに貼ることはできません。
曲面がかなり効いてるし、なによりエアーインテークが邪魔して10000000%ムリです。
そこで破れることを大前提に貼り付けてみました。
破れた箇所は、筆でホワイトでリタッチの要領で塗り足してつじつまをあわせました。
これが一員の中でだいぶしっくりかっこよくなってくれたと思います。
それ以降、大きいデカールは筆でのリタッチを前提に貼ることで、ノーストレスな作業になりました。
かんたんにファルケを作る場合
ハッチを閉めた状態を完成とす
これだけで、難しいコクピット内部の作業が一切不要になります。
また、パイロットフィギュアも作らなくていいので、ただただ、ファルケの外側だけを組み立てるだけでOKです。
ここでファルケを作るにあたってきっと必要だろうと思う模型テクニックをまとめてみました。
必要な模型テクニックは
合わせ目消し
パテでのスキマ埋め (図のA)
筆塗りでの塗装
マシーネンクリーガーはそもそも筆での塗装が前提というか、
そっちのほうが簡単にかっこよく塗装できます。
エアブラシだと届かない部分が出てきてしまうため、難易度がぐっと上がります。
たいがいこれだけのテクニックで完成することができます。
他のマシーネンクリーガーは金属パーツがあったりしますが、このキットにはアンテナくらいしかないです。
ファルケは、でかいので迫力満点のキットで
マシーネンクリーガーが始めての人にも作りやすく楽しめる素晴らしいキットです。
近代ガンプラからマシーネンクリーガーを始める人にとっても
「パテ埋め」「筆塗装」なんかもチャレンジできるキットです。
キットの種類と関連書籍
ファルケはマシーネンクリーガーでも屈指の人気キットで、
いろんなバリエーション機がハセガワ様より発売されています。
最後にそのファルケシリーズと関連書籍を紹介します。
これが一番最初に販売されたファルケです。
武装はマシンガンのみと武装オプションは無いです。
何回か再販もされているキットなので、プレ値で買うということも少ないのがありがたいですね。
I型乙 という重装型バリエーション機です。
武装がエクサイマーレーザーガンとガトリングの選択式で、
ダイブブレーキ(左右のかっちょよすぎる羽)の形状が異なります
また、コクピット前面に増加装甲があります
ファルケの後期型で、I型乙と比べて特徴としては
ハッチに大型オプチカルシーカー
エアーインテークにサンドフィルター
が施されています。
ファルケの再販キットですが、ボマーキャットの刺繍ワッペンがついてきます。
ガトリングとエクサイマーレーザーガンが選択式
新しいデカールついてきます
反重力装甲戦闘機 Pkf.85 ファルケ Ma.K. 40周年記念
40周年記念モデルの特製シールがついており、武装はエクサイマーレーザーガンとガトリングを選択できます。
箱は横山先生自らデザインしていて、ファルケ登場回のホビージャパンをもとにしています。
ファルケだけのための本があります。
どれほど人気のキットか伺えます。
この記事の内容もこの本を参照にしています。
もっと詳しく知りたい方や、限定デカールが付属でついてくるんで、おすすめです。
当時の模型誌の記事も記載されており、当時のファンのみならず新規参入の人にも優しいです。
フィギュア化されたロペス貴子さんのグラビアや、「ファルケ関係ないやん」っていう記事も読んでて楽しいです。
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