1/35のスケールを組み合わせたジオラマできたで!
タイトルは「ともだちやネン」です。
英語はかっこつけて「Winter friend」です。
AIが損傷したグローサーフントと少年のやり取りを、見つけてしまった傭兵軍のA.F.Sとラクーンが困惑している
っていうシーンを切り取ってみました。
説明すると
グローサーフント(左のロボット)は無人機で完全自立AIで動く無慈悲な殺戮マシーンですが、
たびたびAIが損傷して暴走したり、迷子になったり、遊園地で風船を配ってたりしているロボットです。
・少年の叱ってるんだか、なにかを必死に説明しているポーズ
・A.F.S(右から2つめのスーツ)の指差してるんだか、攻撃しようとしてるんだかのポーズ
・ラクーン(一番右の隊長機スーツ)の話し合ってるんだか、部下の攻撃を制止しながら説得してるんだかのポーズ
少年の秘密基地っぽい工場?工廠?と、冬っていう儚い季節がいい具合にそーぞーを膨らましてくれると嬉しいっすね。
いろんなキット使ってんネン
使用キットは1/35を展開しているいろんなメーカーから引っ張ってきてます。
キット
- グローサーフント:ロッポンギヒロシ様のガレージキット(tonerico様から購入しました https://shop-tonerico.com/)
- 少年 :バンダイ U.C.HARD GRAPH ジオン公国軍 サイクロプス隊セット
- A.F.Sとラクーン :海洋堂 ガチャーネンvol.1 vol2
- テーブルや工具 :タミヤ ドイツフィールドメンテナンスチーム
グローサーフントの塗装を冬季迷彩にしたことで思いついた構図です。
せっかく1/35でグローサーフントを作ったので同スケールのガチャーネンを組み合わせてジオラマ作りたいなと思っていました。
それに、タミヤのドイツフィールドメンテナンスチームのキットをそこそこ苦労して手に入れたのに積み状態でした。
ちょうど全部使える構成になりました。
ぜーんぶ接着させて塗装してんネン
まず厚めのプラバンを土台の6割くらいの場所に貼り付け、
その上に机、ドラム缶、ジェリ缶、脚立などなどをリモネンセメントでがっちり接着してます。
机の上の工具や少年もその上からがっちり接着させてますね。
こうすることで全体の配置を見ながら塗装ができるので
どこを暗くしようか、どれをどんな色味で塗るかを簡単に決めれます。
塗装が一通り終わってから、グローサーフントとガチャーネンの3隊をボンドで引っ付けてます。
木工用ボンドでもしっかりひっついてくれます。
それに取ろうと思ったらキレイに取れるんですよね。塗装面も傷つけないのでイケてます。
思うに脚立がいい味出してるんだと思うネン
この脚立がいいなって思ってます。
というのも、
主体的なグローサーフントのそばに、そこそこ背の高いオブジェクトを置きたくて、
そのオブジェクトにジオラマ全体の意味付けを入れるといいって、ジオラマの本に書いてました。
脚立だとグローサーフントをその隙間から覗けます。
つまり抜けがあるってやつですか。ごちゃごちゃしにくいしのがいいです。
それにこの少年がグローサーフントを修理とかしてるのかな?って感じがでませんかね。
床はめっちゃ塗り重ねてんネン
とにかく余った塗料は全部床に塗りつけてます。
そのとき弧を描くようにタッチをつけてます。土台が丸いのでそれに合わせて床も丸くしてやろうっていう
とくにほんとにそれだで、あんまり深く考えてないです。
アクリル画の教科書を買って筆塗装の勉強をしてるんですが、そのなかに背景に時間かけよ。っていう項があって
それを真に受けて塗ってました。
小物が多いのでそこそこ塗料が余るんですよね。
なんで広い面を単調に見せないように様々な色で塗りつけてみました。
シュトラール軍と傭兵軍で冬季迷彩の塗り方違うネン
冬季迷彩っていうのは、真っ白に塗りたくって雪に溶け込むっていう迷彩方法なんですが
全身真っ白に塗るため大量の塗料が必要だったり、急に雪が降って積もったりしてて、
現地調達の間に合わせの塗料が使われます。
なので塗膜が弱いかったりして白の塗装が剥がれて下地の色が見えるっていう。
これがかっちょいいんやんな。
白とのコントラストもさることながら、戦場で塗装してる感がドラマチックなんっすよね。
なんで、傭兵軍のA.F.S/ラクーンとシュトラール軍グローサーフントとで迷彩方法を変えてます。
・シュトラール軍は、下地の塗装をしてあとに白色を上塗りしています。
・傭兵軍は、白を下地に塗りたくって、ドライブラシで下地色を塗りつけてます。
モデリングブックで紹介されたアーマーモデリング2008年11月号の塗装方法を真正面から取り組みました。
白を逆の順序で塗ることで、違いを表現してます。
ガレージキットを利用すればいろんなスケールのジオラマできんネン
そーなんすよ。
ガレージキットを作れるようになれば、市販キットでは存在しないスケールのキットを作れることになちゃうんすよね。
それを市販キットと組み合わせることで、
いままでできなかったジオラマが作れるようになるんですよね。
実はガレージキットって敷居が高そうに見えて、意外と簡単にできるっていうことをみんな知らないので
めちゃオリジナルでインパクトのある作品が簡単に作れるようになります。
あとあと、ガレージキットを使ってジオラマを作るってなんだか自分の模型力が次のステージに達したな感があって
めちゃ達成感がありますね。
ぜひぜひこれをガレージキットにチャレンジしてみてほしいです。
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