全体重を支える大切な真鍮線
大きい体を支えるために3mmと2mmの真鍮線を通してます。
2本通すことで足の付け根をしっかりロックすることができ、全体重がかかるこの接続部を強靭にしています。
こういうポイントは通す穴を1mmくらい大きめの穴(バカ穴)を空けるとよいです。
真鍮線と穴の隙間は黒い瞬間接着剤で充填しています。
3mmの真鍮線は模型専門店でも品切れだったりないことがあります。
ホームセンターにいくと常に売ってるので、見つけられないときはホームセンターがおすすめです。
3mmは流石にホビー製の金属ニッパーでの切断は厳しいので、ガチエンジニア向けの大きい金属ニッパーがおすすめです。
一員はKNIPEXの金属ニッパーを使用しています。

合わせ目消しはキレイにしたり汚く仕上げたり
エンジンカバーはエヴァンゲリオンのサキエルの肩だそうです。
このエンジンカバーは薄く接着したとしてもついついチカラを入れてしまってパキっと外れてしまいます。
黒い瞬間接着剤をパテのように厚く塗ったり、ラッカーパテでさらに分厚くしたりして強度を出しています。
反対側はこんなふうになってます。
ラッカーパテや黒い瞬間接着剤で合わせ目消しをしています。
はみ出たパテをきれいに平面にする必要はまったく無く、
ちょっとした凸凹などはそのまま塗装の下地テクスチャーとして利用します。
リズムの悪い凸凹は、さらに追いパテをしてかっちょいい凸凹にしているくらいです。
すべての合わせ目がでる面をそのままにして汚くするのではなく、きれいに仕上げる面も作ります。
そうすることで面が単調にならず、調子が出てかっこよくなります。
一番エッチなパイピングワーク
エンジン部のパイピングはこんな感じにしています。ここはお手本のレインボウエッグさんを参考にしています。
パイピングの接着はボークスさんの剛着を利用しています。
レジンキットづくりは常に瞬間接着剤を使っているので換気をしましょう。

お尻はこんな感じです。いままではパイプの中に曲げた真鍮線を芯として入れてましたが
今回は真鍮線を入れずにそのままパイプを通しています。

パイピングは曲線を立体に組み込めるので、男性的なフォルムに女性的な曲線が組み合わさることによって
味わい深くなるって感じます。一番エッチな曲線になるように工夫してみました。
バーニアにはそれぞれ2つパイプを接続するところがあるので、バーニア接着前に穴を空けておきましょう。
一員は忘れて、バキバキとバーニアを外して、穴を開け再接着しています。
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